映画「自由な学校」上映会について
私たち静岡あたらしい学校は2018年に設立し、今年で7年目を迎えます。開校以来「自由」と「REAL」を大切に活動をしていく中で、大人も子どもも「自由って何だろう?」という問いを持ち続けてきたように思います。トエック自由な学校は、どのように「自由」なのか?いかにして「自由」なのか?そしてトエックにかかわる人たちは、それについてどのように感じているのだろうか?この映画を通して、みなさまと一緒に感じる機会になればと思っております。
なお、本上映会は NPO法人ゆたかの木 野外保育ゆたか の協力の元開催いたします。この上映会を通し、静岡あたらしい学校や野外保育ゆたかのような認可外のようちえんやスクールのことを知っていただけたらと願っています。
第1部
上映会&クロストーク(斉藤千夏監督 × 静岡あたらしい学校代表理事 酒井田愛香)
時間
9:45 開場
10:15 上映スタート
12:15 クロストーク(監督×酒井田)
12:45 終了
対象
中学生以上(乳児同伴可)
参加費
2,200円(学生1,100円)
※当日受付にてお支払い下さい。スムーズな入場のためなるべくお釣りのないようにご用意ください。
※当日のキャンセルの場合は後日お振込をお願いします。
会場
サールナートホール
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町11-14
第2部
ワークショップ & シェア会(監督を囲んで)
時間
13:20~受付
13:40~14:40 ワーク
14:40~15:30 シェア
15:30~15:45 質疑応答
15:45 終了
※第二部参加の場合は第一部も必ずご参加ください。
対象
中学生以上(乳児同伴可)
参加費
1,100円
内容
監督によるワークショップ&シェア会
会場
CSA貸会議室「迦葉館」
静岡県静岡市葵区伝馬町11-3 迦葉館6階
※サールナートホールから徒歩数分の貸し会議室に移動となります。ご注意ください。
注意事項
・途中参加途中退場は不可とさせていただきます。
開演時間に間に合わない場合、入場をお断りさせていただく場合がございます。必ず開演時間前にお越しください。
・当日のタイムスケジュールは変更の可能性があります。
・長編映画であることとインタビューが多く含まれている映画であることから、過去の上映会の実績により中学生以上を対象とさせていただいております。ハイハイ未満の乳児のお子様はお連れいただいて構いません。大人がしっかり鑑賞できるように、ご理解とご協力をお願いいたします。
当日の写真撮影について
当日、イベントの様子を撮影させていただきます。写真は今後の上映会の宣伝等に使用する予定です。お顔が映りたくないという方は備考欄にその旨をお書きいただき、再度受付にてご連絡ください。
大人数の中での撮影のため、もしよろしければご協力いただけますと大変ありがたいです。
自然スクール トエック ~自由な学校~
徳島県阿南市にあるNPO法人自然スクールトエックは、田んぼと畑に囲まれた幼児フリースクールと「自由な学校」というオルタナティブスクールを運営している。
ここでは一般的な学校のような時間割はなく、教科書を開いて授業も行わない。今日1日をどう過ごすのか、自分で決め、自分で1日をデザインする学校だ。その「やりたいこと」に耳を傾けてサポートするスタッフや仲間たちと自由な時間を過ごす。鬼ごっこや缶蹴り、キャンプ、縫い物、読書など。めいっぱい楽しむその遊びの中で、自分たちなりの学びを深めてゆく場所。
映画「自由な学校」について
撮影・監督:齋藤千夏
撮影期間:2017年3月〜2019年3月
上映時間:105分
対象年齢:中学生以上
「私が居た場所」を知るために、カメラを持って通った2年間。
「鬼ごっこする人〜!」裸足でかけまわる大きな声が田んぼに響き渡るここは、私の母校「自然スクールトエック」。「トエック(自由な学校)の卒業生なんだよね?」と話しかけられる度に、他の卒業生の仲間のように幼稚園から小学校卒業までの9年間ずっとトエックで過ごしたわけではなく、週3日は公立の小学校に通い、残りの2日をトエックに通っていた私は「トエックの卒業生だ」とうまく答えることができなかった。
卒業して数年経った今、仲間たちは当時を振り返りどんなことを考えているのか知りたくなった。そして、トエックはどんな思いで運営している場所なのか、どんなことを大切にしているのか、知らずに通っていたことにも気づいた。そうして、カメラを持ってトエックに通い、2年間、その日常風景に目を向けた。トエック代表やスタッフ、「自由な学校」の6年生、6年生の親御さん、「自由な学校」の卒業生たち、さまざまな目線からトエックの声を記録した。
「カメラを置いて氷鬼しようよ〜!」私はカメラを止め子供たちと走る。そんな連続だった撮影期間。私がカメラを持ってその場にいることは風景の一部になっていた。だからこそ撮ることができた瞬間とどうしてもカメラを向けられなかった場面がある。そんな私に真っ直ぐ向き合い紡ぎ出してくれた、彼らの一言一言を大切にしたい。
これから映画を見る方へ。「観るんじゃなくて、友人の声に耳を傾けるように、聴くように観てくれたら嬉しいです。」
観客のコメント
信頼は語り合うことからはじまるのかも・・・
ー ふな
人はいつから自由って難しいと感じるんだろう。なんでそうなるんだろう。絶対正解はないけど、教育って学校ってなんだろう。そんなことを考えさせられました ー あさい
“どんな場にいても心は自由”という言葉を改めて大切にしたいと思ったし、この映画自体が自由だな、トエックそのものを表現しているな、と感じました ー ぽちゃこ
息子を通わせたいと思っていたけど、実は自分に必要なんだと実感しました ー 無記名
教育や子育てについて自分自身の価値観と向き合う時間になりました ー タカ